大阪府の池田市畑で起きた集合住宅内の事件が注目を集めています。
男女2人の遺体とともに発見された5歳の女の子は、数日間ひとりで過ごしていたとされ、世間に大きな衝撃を与えました。
こんな痛ましい事件は、いったいどこで起こったのでしょうか。
この記事では、事件の詳細や場所、女の子の現在の様子までをわかりやすくまとめています。
事件の概要
2025年5月20日、大阪府池田市畑の集合住宅内で、男女2人の遺体が発見されました。
きっかけは、5歳の女の子を保護したことからです。近くの商店の人から、
「女の子を保護している、『父と母がけんかした、ナイフ持っていて、どちらかがけがをした』と話している」
との通報があったとのことです。
警察によると、女性と男性の遺体には刃物による傷があり、現場の状況か刺しあいになった可能性があると見られています。
特に心配されているのが、残された5歳の女の子。
この男女の遺体は女の子の両親と見られていて、どちらかが先に包丁で刺し、どちらかが自死したとみられています。
痛ましすぎる事件です
死後2日は経っているとみられ、小さな子どもが、両親を目の前で失った状況の中で数日間1人で生活していたことがわかっており、ネット上でも大きな衝撃を呼んでいます。
事件があった集合住宅はどこ？
事件が起きた集合住宅の場所や、その周辺環境について詳しく見ていきます。
①場所はバルビゾンスカイ
報道されている事件の現場は、「大阪府池田市畑」の集合住宅とされています。
SNSの情報と報道の画像から、集合住宅の場所は「バルビゾンスカイ」の可能性が高いことが分かりました。
エントランスの形も、報道で載っているものと同じなのでほぼ確定です。
池田市畑という地域が、駅から少し距離があるため通勤や通学には車やバスの利用が一般的です。
阪急箕面線牧落駅から西に約2キロの場所です。
②現場周辺の治安や過去の事件情報
池田市畑の周辺で過去に起こった事件は、2001年6月8日に附属池田小事件という児童や教職員15人に重軽傷を負わせた無差別大量殺人事件がありました。
容疑者は宅間守で、2003年9月に死刑判決が確定、2004年9月に大阪拘置所で死刑が執行されています。
それ以降は特に大きな事件もなく、地域住民の間でも「こんな事件が起きるなんて…」という驚きの声が多く聞かれたそうです。
今後は地域の防犯体制や、行政による見守り強化が求められそうですね。
5歳の女の子のその後は？
①女の子の現在の容体と保護状況
背中に刺し傷を負っていた5歳の女の子は、発見後すぐに病院へ搬送されて、保護されているとのことです。
しかも、内臓まで届く刺し傷を負っていたとの報道があります。
もしかしたら倒れたままの両親が動くのを数日待っていたのかもしれませんね。
幸いなことに命に別状はないものの、精神的なショックは非常に大きいとみられます。
5歳の女の子頑張ったな(´；ω；｀)
— とらふぁるがーろーじゃんぬ☕️ (@63rosa63) May 21, 2025
偉すぎる(´；ω；｀)
これから幸せに暮らせますように🙏 https://t.co/S874k2KjTk
小さな子どもにとって、身近な人の死を受け入れるのはとても難しいことなので、長期的なサポートが必要とされています。
行政側も、このようなケースに対応できる支援体制を整えることの重要性が再認識されていますね。
②どうやって過ごしていた？
女の子は、少なくとも2～3日間、両親とみられる遺体がある状態の部屋で過ごしていたと見られています。
現場には冷蔵庫の食材やお菓子などが残されていたとの情報もあり、そこから何とかしのいでいたのではないかとされています。
小さな子がひとりで耐えていた時間を思うと、本当に胸が痛みますよね。
救出後に女の子が見せた表情や様子については、関係者によると「非常に落ち着いていたが、言葉数は少なかった」と伝えられています。
③今後のケアや支援体制について
女の子は今後、専門の心理士やソーシャルワーカーの支援を受けながら、心と身体の回復を目指していくことになります。
児童福祉の現場では、PTSD（心的外傷後ストレス障害）やトラウマのケアが重要とされており、必要に応じて養護施設や里親制度の活用も視野に入りそうです。
このような悲しい出来事を二度と繰り返さないためにも、私たち一人ひとりの関心や声が大切だと思います。